
製造現場の冷却配管でこんな課題やお困りごとはありませんか?
- 製造ラインでの配管材の不燃や難燃性素材が推奨されているが未対応
- 冷却水の結露が床に落ちて滑る
- 狭所配管でホースが折れて、流体の流れが悪くなる
- ホースと断熱材が別で、配管に巻くのが大変
- ホースの取り換え・設置に時間がかかる

こんな課題をまとめて解決できるのがTOYOX製の「フレイムブロックホース・フレイムブロックハイブリッドULホース」です。今回はフレイムブロックハイブリッドULホースの特長についてご紹介します。
フレイムブロックハイブリッドULホースの特長
1.難燃性規格(UL規格準拠)
(ホース:V-0 断熱材:HF-1)で安心安全 ホース本体、被覆している断熱発泡PEフォーム 、どちらも難燃性規格 UL規格に準拠しており、 自己消化性があります。

2.難燃ホース×難燃断熱材の一体型ホース
冷却水搬送用途で「結露防止」「保冷」のために ホースに断熱材を巻いているが、作業負担が大きい。 フレイムブロックハイブリッドULホースは 断熱材一体型で巻きつけ作業が不要。断熱材なしのホースと比較し、保冷性が58%改善。

3.保形性が良く、折れ・つぶれに強い
ポリエステル糸と高張力樹脂ワイヤーを編み込んだ ハイブリッド補強構造で一般的なホースを比較し、折れに強く、狭い箇所での配管作業の効率化、流量確保ができます。


4.専用ホース継手トヨコネクタライトで、漏れ抜けゼロに
専用ホース継手「トヨコネクタライト」との併用でさらに安全性がアップします。幅広いスリーブが ホースを広範囲に抑え込み、漏れ・抜けのトラブルを防止します。

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難燃ホースが導入される背景
半導体工場などの製造現場では、ホースやコンベヤ、ダクトなど一般的な樹脂素材を 使用していた。しかし近年、火災の発生が相次いでおり、ホースやコンベヤが導火線のように火が燃 え広がるケースが課題となっている。特にリチウム電池火災や半導体工場での発火が続いており、ホースやコンベヤを経由して火が広がった事例も報告されている。
主な火災事例
R社(2021年3月)
めっき装置の過電流により発火
A社(2020年10月)
未反応チタン除去装置の端子部の接触不良または半断線による発熱・発火、非難燃材による延焼
おわりに
火災は「起きてから」では手遅れです。予防こそが最大の対策であり、 その一歩は「部品の見直し」から始まります。また、 平塚工業では現場にお伺いしてホースの相談をお受けします。 難燃ホースの検討やその他ホースでお困りの際は、平塚工業にご相談ください。